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2006/01/11

「SCENE3作/ASKA これを聴け!4」の巻

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今回のお薦めはチャゲ&飛鳥のASKA(現在の表記)
ソロ作品3部作について語りたいと思います。
私が一押しのお薦めはASKA、初のソロであり、「SCENE」と命題されたこのアルバム。
今もよく聴く愛聴盤でもあります。
発売が88年。
少年隊ちあきなおみ中森明菜等に提供した曲と自身のソロ・シングル曲等、そして「蘇州夜曲」を収録したアルバム。

実は購入したのが、90年に入ってからだったりします。
  
レンタルで当時カセットテープにダビングして持っていたのですが、あまりにもハマッテいる自分に気ずき、もっと良い音で聴きたいことからCD購入しました。

元々、チャゲ&飛鳥(正直、飛鳥のみ)に興味を持つキッカケとなったのが、
  
「ヒット曲を出して、表舞台に殴りこみをかける!」
  

と豪語して、宣言どうりにヒットした「モーニング・ムーン」・・・・では無く^^;
  
東京でのひとり暮らしで、地下鉄を利用しながらウォークマンで聴いた「Walk」だったり(この曲は自分の人生に影響大)、案外?プロレスからだったりします。
ワールドプロレスリング(新日本プロレス)のオープニングにチャゲ&飛鳥の
ラプソディー」。

そしてエンディングに使用されていたのは、現在プライド、ハッスルで活躍する若き日の高田が、試合後、汗だくながらも爽やかな顔でリングから引き上げてくるシーン(これが超カッコイイ!。天山、田上あたりのレスラーでは出せないカッコ良さ)の、そのバックに流れていたのが、このアルバム収録の
My Mr.Lonely Heats

「ラプソディー」はチャゲ&飛鳥のアルバム(当時の最新作)で見つけられたのですが、「Mr・・・」はチャゲ&飛鳥のアルバムを片っ端からレンタルしても無く、飛鳥にソロの存在があったことに気ずくまで、かなり時間を費やしてしました。
そういう事があると、思い入れは増々深くなるものですよね?。

さて、この1STソロ・アルバム。
飛鳥のヴォーカリストとしての力量に初めて驚かされました。
聴いた後、寂しさと優しさがグッと胸に込み上げてきます。
(寂しさは優しさになる!)。
私にとっては癒し系となる数少ないアルバムです。
  
SCENEと題されてることから、直訳通り「日常の場面」を想像してしまうのですが、中身は「微妙な恋愛」の心理描写でして(当時、飛鳥は30代前半)その心理状態の断片を「SCENE」と呼ぶセンスに脱帽!
  
飛鳥が描写する女心の曲が結構入っているのですが、女性が聴くと「美化されすぎていないか?」という疑問も無きにしろ在らず(笑)。
それでも間違いなく当時から作詞家としての力量はトップクラスです!。

好きな人を想う気持ちというものは、その人だけにしかわからない心で、孤独な心、誰かに共有してほしくても、結局は自分の心のあり方の問題でしかない。

淡い気持ちをやさしく伝える「伝わりますか?」「今でも」。
  
別れの切ない気持ちを歌い上げる、「予感」「最後の場面」。
  
男の優しさ(愚かさ?)を実感させられる「Midnight 2 Call」等、名曲揃いです。

でも、ふと思うんです。
もし、このアルバムが「Say Yes」「Yah!Yah!Yah!」の大ヒット前後に出されたとしたら、もっと、いろんな意味で計算が入って
(飛鳥的にはクオリティー。レコード会社、ファンからは俗にいう売れ線・・等)
もっと、寂しさの抜けたアルバムになったのではなかろうか?と。
  
大ブレイク前だからこそ出せた寂しさ満載のアルバムかなとも。
最近「優しさ」に飢えている方、悲しいことがあった方がいらしたら、ぜひ一聴を。
  
逆に幸せ一杯の方・・・眠くなるかもしれません!!。
  
  
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次は「SCENEⅡ」、発表は91年。
「Say Yes」の大ヒットはこの直後ながら、チャゲ&飛鳥として「Walk」「Love Song」等のヒットで、フォークデュオのイメージを完全に脱却、知名度もかなり上げてからのリリースでした。

なんといっても、ソロ初の大ヒット「はじまりはいつも雨」を収録。
ミリオンセラーを記録したセカンドアルバムです。

現在、改めて聴き直すと、前作との比較でいえば、まず音質が数段いい!
そして、凝りに凝ったアレンジ。
と褒めたいところですが、私には音質が良い分、逆に耳障りに聴こえるシンセサイザーの前奏。
凝りに凝ったアレンジで映画音楽を思わせる反面、それが眠くな~る要因にも・・。
  
前作がやや「演歌よりなでき」なのに比較して、今作は「はじまり・・・」である通り、どこまでもポップな仕上がりでメロディーも実に多彩。
  
前作で感じられた陰(私にはソコが1番の魅力)は、ほとんど感じられません。
  
売る事を意識しながらも、やりたい事をやったいう意味で(あくまでも、私の見方)、絶妙のバランスが取れていると思われます。

コンサートでチャゲの話
「はじまりはいつも雨」、そして「けれど空は青」・・・、
飛鳥は雨と晴れ、どちらが好きなんでしょう?」(場内・爆)

他、時任三郎が歌ったという(時任バージョン未確認)
君が愛を語れ!」等、名曲も多数収録のこのアルバム。
  
今だと、ミリオンセラーのおかげ?で(笑)、中古CDで100円で手に入ります(新潟県だけ?)。
手に入れるなら今がチャンスです!
   

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ラストは「SCENEⅡ」から14年後で、去年発表の「Ⅲ」。
当初、買わずにレンタルで済ます予定だったのですが、鬼嫁に言われ、渋々購入^^;。
まず、ジャケット。
ASKA、若いです!。
かなり節制されてるのかな?とは余計なお世話でしょうか。
その中身は全9曲。そうです、全部で9曲!
ここでも節制か~?・・。と思いきや、聴き込むと丁度いい長さだったりします。

感想ですが、結論を先に。
「なんだか地味」。
  

表現を変えると、「大人の音楽」と言いましょうか?
今回、目立つのが生オーケストラ(金がかかってる!?)。
パッカーション、ドラム(リズムセクション)も控えめで、私にはクラシック、スタンダード集を聴いてる気分になります。
その手の音楽は眠くなるので、好んでは聴きません。
逆に、もう少しリズムを強調してダイナミックに展開してくれてたらな~、などど思いました。

12年の間にASKAさんはすっかり大人になったんだな~と窺がわせる詞の世界。
その表現は実に多彩。
聴く私の中では、イメージが掴めず(^^;)。
正直、この12年、自分は成長していなかったんだと実感(涙)。
多分、このアルバムにハマルとしたら、10年後位になるでしょう(?)。
  
bith」「good time」「心に花の咲くほうへ」と名曲も収録されているのですが、私の中では「隠れた名曲」どまりかなと。

名曲「Ⅱ」収録の「はじまりはいつも雨」の続編「愛温計」は、確かに最後のフレーズで続編となるものの、私には同一主人公とは思えないんでよね~。
  
実際、私は既婚者ですが(独身だとしても)、このような芸術的な境地には絶対なれない自信があるのは、凡人だからでしょうか?

と、この時点で私はASKAのフアンでは無くなってる気がしてきていますが(笑)。
  
よく雑誌等のインタビューで
  
「プロなんだから、素人にはできないことをやらなくちゃいけない!」
  

と(もしくは、そのような事)言われてた事があり、事実、今作でも実践されています。
ここまで、創り込めるアーティストは、そういない!。
正直、「Ⅰ」に、えらく思い入れのある私は、タイトルを別名にしてほしかった。「Ⅱ」もセカンドアルバムとして「Ⅱ」だと思っていました。
内容も「Ⅱ」は「Ⅰ」の続編とは捉えていなかったので。
バラードが多いから「SCENE」だったのかいな?と、批判的で申し訳ありません。

私はASKAのソロ作品は全て。
チャゲ&飛鳥としては「PRIDE」以降「STAMP」「BESTもの」を除き、全てCDを所持しております。
最近、ヒット・チャート、TVであまり目立っておりませんが、「Ⅲ」を聴いて、「SAY YES」を作った飛鳥は健在だなと確信できました。
まだまだ、楽しませてもらえそうですよね。

余談で。1番所持しているのは、

「チューリップ&財津和夫」
  

いらぬ期待はしておりません。
ただ、健在でいてくれたらな・・・と思っております(笑)。

今回は長編。
稚屈な文章にお付き合いしていただきありがとうございました。

   

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