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2010/05/25

「ラッシャー木村さん、亡くなる」の巻

昭和のプロレスラーのひとり。

ラッシャー木村さん

5月24日、肺炎のため、亡くなられました。
68歳。

  
  

過去記事、再アップさせていただきます。
この過去記事を超える内容はできませんので。

‘06年5月16日↓

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Rassyarelay 「ノア」。
去年7月の東京ドーム大会をTVで観ていたのですが、ラストにいきなり、モニターで、木村さんの引退挨拶が流れました。

そういえば、最近見かけないな・・・と、特に深くも考えていなかったのですが。

インターネット、雑誌等で「何かしら」のお知らせがあったのかもしれませんが、私の中では、全く情報がインプットされておらず、職業病なのか?その辺はわかりません。

最後の挨拶がリング上でなく、どこかのホテル?(病院・・?)

  

こんな形で「けじめ」をつけられた、木村さんの心情を察すると
涙が出てきてしまいました。
                        

木村さんの簡単すぎる紹介です。

大相撲からの転進。

国際プロレスで、「金網の鬼」と異名を取るエースに。
サンボの心得もありながら、自分のファイトスタイルに合わないと封印。
一直線のファイト。

経営困難から団体が潰れ、当時の国際、吉原社長の命(願い?)を受けて、新日本プロレスへ。
「はぐれ国際軍団」として、猪木のライバルというより、踏み台扱いに。

初登場での
「こんばんは」
という挨拶が、猪木さんを失望させた・・・と噂もありますが。
(直後にアニマル浜口さんが、マイクを取り直して面目保つ!)

3対1のハンデキャップ戦等、猪木の仕掛けるマッチメイクは、国際軍団をミジメに見せる、ヒールに仕立て上げる戦いで、当時の国際プロレス・ファンは、失望と、肩身の狭い思いをされたのではないでしょうか。

ところで、当時のアニマル浜口さん。
猪木さんの延髄蹴りの際、

当たる前に倒れこんでいなかったか?疑問あり

  

  

新日VS国際の抗争も熱が冷めてきたころ

「俺も新日本を辞めて、後で合流するから。
先に行って、次世代のエース、前田を頼む」
とは、猪木さんの言葉。
  
その猪木の命を受けて新団体UWFへ移籍。
ところが、猪木のヤローはこない。
(このUWF設立は猪木さんとTV朝日の関係悪化の際でたアイデア?)
  

UWFは経営悪化の一途をたどる中、起死回生を狙って、初代タイガーの佐山さんに声をかけ、新しいプロレスを唱えるも、このときスデにラッシャーは、UWFにいたのか、いないのか?フェード・アウト状態。

このまま、新日本に使い捨てされ、惨めなまま、忘れ去られるのか?

[プロレス黄金時代] ブログ村キーワード

  

そんなラッシャーに愛の手を差し伸べたのは、御大!ジャイアント馬場!

正しく、捨てる神あらば、拾う神あり。


猪木さんによって、プロレスラーとしての商品価値が0にされたものの、馬場さんにかかると、50%は復活したのでは?と思えたところは、拾った神の凄さ。

実際のところ、馬場神様、自ら声をかけたのか、ラッシャー本人が頭を下げて入った(入団)のかは、私はわかりません。

少なくても、当時の馬場さんの計らいは、破格なものでした。
1984年末の世界最強タッグ。
前年組んでいた、

私の心の師匠 「ドリー・ファンク」

は「テリー」との「ファンクス」復活のため、馬場さんとは組めない。
そこで馬場さんは、自分のパートナーを「X」として、開幕まで名前を伏せる徹底ぶり。
  
当時、中坊の私は、親父と一緒に、土曜日の夕方5時半からのTV中継に釘付けだった(当然、リアルタイムでの情報は知らない)のですが、今でも、覚えてるアナウンサーのセリフ。

「さー、今年も年末の祭典、世界最強タッグの開幕入場式がはじまります。(オイラのテキトーな前フリ)~中略~ さー、注目の馬場のパートナーは

 おおっ!木村だ!ラッシャー木村です!!

うちの親父が
「おいおいおい!ラッシャーだねっか~!」
あのときの、親父の驚いた顔!興奮してしまったのは私も一緒。
ときどき、見ていた私の母親(オニババ)も
「あら~、この人、猪木にメチャクチャやられてた人じゃない」
そしてTVの中では、「してやったり顔」の馬場さんと、「緊張感アリアリ」のラッシャーの表情を見たら、私はなんだか、涙がこぼれてきました。
  

ジャイアント馬場・・・偉大なり!

ところがです。
シリーズも途中で、この2人は仲間割れしてしまうんです。
なんで?入場式でこぼした、熱い涙を返しておくれ!

当時、全日で埋もれていた、どうでもいい?鶴見五郎さんと、後に活躍の阿修羅原さん、剛竜馬さんの元国際軍団を救済するためというの理由(馬場さんに反旗を揚げて、戦いの場を増やす)とのことですが、結局空まわりで自然消滅。

この年の最強タッグ、ベスト・バウトは、初戦のVSハンセンとブロディーの超獣コンビ。
ラッシャー、なかなか善戦するものの、ラストはブロディーにかかえられて、ハンセンがトップロープからのラリアットで撃沈・・・当時の実力、勢いの差をまざまざと見せ付けられた展開でしたが、試合後のラッシャーを気遣いながらも、満足気な馬場さんの表情が忘れられません。
  

ジャイアント馬場 偉大なり!


この2人、数年後、またタッグを組んで楽しませてくれたのですが、今、2人ともリングの上で見れなくなったのは、本当に寂しいです。
  
このタッグでのベストバウトは、やはり最強タッグでの、VS天龍・ハンセンと私は思います。

  
  

木村さんは、引退後「ノアの終身名誉選手会長」に就任された
(ノアも粋な計らいするよな~。木村さんも幸せなことと思われます)
とのことで、ぜひ、もう1度だけでも、どんな形であれリングにあがってほしいです。

木村さん、お疲れ様でした。

TREview励みにしております。

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人の良さが逆に災いしてか、大成したとはいえないレスラー人生なれど、その人の良さゆえに、多くの人から声援を送られたレスラー。

思い返すと、プロレスラーとしては、動きも固く、決して、ウマイとはいえないものの、その不器用なファイトが、かえって個性的でもありました。

体調を崩されて、セレモニーもできぬまま引退されたのは、本人も悔しかったことと思われます。

木村さん、お疲れ様でした。
ちょっと悲しくて、たくさん楽しい思い出、ありがとうございました。
天国で、おいしいお酒を飲まれてください。

私は、ときどき、木村さんのことを思い出します。
木村さんの生き様に較べたら、私の生き様は、まだまだ・・。

木村さんの御冥福をお祈り致します。

 

 

 

 

ムレて気になる足のニオイ、どうしてる?

 

  

プロレス

  

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コメント

おはよう御座います。
昨夜 訃報を知りました。
残念でなりませんね・・・

ココで知りましたが
サンボを使えるとなると
本来 サブミッションを使うレスラーだった
という事でしょうか・・・
(関節技を使っている所を見た事ないですね。)
ビックリしてます!!

新日本は観ていなかったので
この時代の木村選手は知りませんが
全日本での木村選手の役柄は
レスラーの中では
やられキャラ&お笑いキャラと認識してます。
しかしながら全日の団体の中で
必要不可欠な存在だったと思います。
全日ファンで木村選手を嫌いという人は
まず居ないと思います。

日本の名レスラーがまた一人・・・
御冥福をお祈り致します。
では・・・

投稿: 銀犀 | 2010/05/25 08:19

銀犀様、↑記事の一部は、他から引用させていただきました。
木村さん、サンボは自分にファイトスタイルに合わないとのことで使わなかったみたいですが、技を使ったことが無さそうなことから、本当にどこまで習得していたかは?で。
新日時代は、今、振り返ると、本当にひどい扱われかたで。
それでも木村、タフな男であり続けたのは、プロ意識からなんでしょうね~。

投稿: よっちゃん | 2010/05/26 07:18

今、G+でやっていますが、私は全日本での姿(アニキ)と呼ぶあの有名な時代しか知りません。馬場とのあの立ち位置、だれも真似できませんわ。神は昭和のヒーローをどんどん連れて行ってしまいますね...

投稿: かなりんパパ | 2010/06/01 00:14

かなりんパパ様。
いうのまにか、昭和から20年の歳月が流れてしまいました。
プロレスが特殊なスポーツなのは、それぞれの思いいれを熱く語れるからという部分を持っているとは、ターザンの話で。
彼も、また昭和の人で・・。(まだ生きでますが)
その中で、長州がノスタルジーを否定しながらも、いまだ頑張っている・・・応援してる人は、ノスタルジーの思いで一杯のはずと思われるのですが。
不思議なスポーツですよね~。
プロレスは大好きです。

投稿: よっちゃん | 2010/06/02 22:24

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